04

5月

2010

タイプの話 続き

昨日は鳩山首相のタイプの話をしました。

今日の沖縄でのインタビューでも、タイプの傾向が表れていたように思いました。

「私は海兵隊というものの存在が果たして直接的な抑止力に

どこまでなっているのかということに関して、その当時(選挙時)、

海兵隊の存在というもの、そのものを取り上げれば、必ずしも

抑止力として沖縄に存在しなければならない理由にはならないと

思っていました。

 

ただ、このことを学べば学ぶにつけて、やはりパッケージとして、

すなわち、海兵隊のみならず、沖縄に存在している米軍の存在全体の

中での海兵隊の役割というものを考えたときに、それがすべて連携を

していると。その中での抑止力というものが維持できるんだという

思いに至ったところでございます。


それを浅かったといわれれば、あるいはその通りかもしれませんが、

海兵隊に対する存在のトータルとしての連携の中での重要性というものを

考えたときにすべてを外に、県外、あるいは国外に見いだすという

結論には私の心の中にならなかったということであります」

 

この発言を聞く限りでは、自分の心の中で考えを深め、

決断が完結している感じで、誰かに働きかけをしたり、

意見交換をしたというような説明が見当たりません。

 

最終的にはリーダーである首相がひとりで決断しなければいけなかったり、

機密情報を守る観点から、話せないこともあるのかもしれませんが、

それにしても、これまでの経過、プロセスに対する説明が具体的にないため、

ものごとの運び方が唐突な感じに見えてしまいます。

 

これはタイプ5の特徴と合致します。

 

以上、言葉尻だけをとらえてタイプ判定をすることはできず、

さまざまな角度から確認していく必要がありますが、

時事ネタとしては、気になる現象でした。

 

 

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2 コメント

  • #1

    通りすがり (木曜日, 01 1月 1970)

    鳩山さんについて、少し気になる点を、簡単にですが、

    たしかに、彼は、他者の説得にも耳を貸さず、意思決定し行動したりする傾向がありますが、その一方、周囲の意見に左右されて優柔不断な態度をとったり、ときに感化されたりもします。

    私としては、彼には要素としての5(ウィング)があるのではないかと感じています。

    >自分の心の中で考えを深め、決断が完結している感じで、誰かに働きかけをしたり、意見交換をしたというような説明が見当たりません。

    ここでの発言に限らず、彼のこういった傾向は、ソーシャル本能が盲点なのではないかと見ています。

    また、国政レベルでの選挙では、ソーシャル本能が強くないと、有権者と結びついたり、報道陣に対応したり、選挙戦を戦い抜く上でかなり不利になると、リソさんも確か述べられていました。
    私としてはソーシャル本能が支配的と見ている、選挙巧者の小沢さんと一蓮托生の関係をとっているのも、ここら辺にその理由があるのではないかと見ています。

    >オバマさんに対して、「トラスト・ミー」といったそうですが、

    ここに全体に通じる彼の性格の鍵があるのではないでしょうか?

  • #2

    高岡よし子 (木曜日, 01 1月 1970)

    コメントありがとうございます!
    今日のブログでフィードバックしました。
    よかったらお読み下さい。

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