9つのタイプを3分類する~ハーモニクス(3つの態度)

 

 

今週末の6/26(日)はエニアグラムの月例ワークショップ です。
テーマは、「グループにおけるエニアグラム」。

 

人間関係やグループ、組織において大きな影響をもたらす
『3つの態度(楽観的タイプ・合理的タイプ・反応的タイプ)』について学びます。

 

9つの性格タイプは、問題や課題に対する「3つの態度」によって
分類することができるのです。
実は、この態度は、問題や課題に対してだけではなく、
自分をどのように守るか、自分を人にどう表現するか、
どのような価値観をもっているか、という根底的な部分に関わってきます。
これはエニアグラムの中に元々あった考えてではなく、
リソ&ハドソンが独自に編み出した「ハーモニクス」という理論ですが、
知っていると自己理解や他者理解が深まり、
日常の仕事や対人関係などにとても役立つので、お勧めです!

 

リソ&ハドソンによる「ハーモニクス」の考え方

「ハーモニクス」の3分類が自己成長に役立つのはなぜかというと、
自分が欲しているもの(本能タイプは自立、フィーリング・タイプは関心、
思考タイプは安定)を得られなかったとき、どのように対処するかを
指し示しているからです。

 

なぜこの考え方が重要かというと、私たちのパーソナリティ(性格構造)が喪失や失望に対して、
どう自己防衛を働かせるか、その根本的なやり方を明らかにしてくれるからです。

 

エニアグラムには、プライマリー・タイプ(タイプ3・6・9)というのがあります。
それは、本能センター(タイプ8・9・1)、フィーリング・センター(タイプ2・3・4)、

思考センター(タイプ5・6・7)
それぞれの中心にくるタイプで、エニアグラム図の正三角形上に位置します。

そしてそれぞれのプライマリー・タイプに対し、
多くの共通点があるゆえに混同されやすい2つのタイプがあるのです。

 

たとえば、タイプ9はよくタイプ2や7と混同されます。          ---楽観的タイプ
タイプ3は、よくタイプ1や5と混同されます。              ---合理的タイプ
そしてタイプ6がタイプ4や8と混同されやすいことはかなり知られています。---反応的タイプ

 

こうしたタイプどうしは、エニアグラムの図形上、線でつながっている訳ではありませんが、
それぞれのグループに共通のテーマや課題があるのです。

 

ハーモニクスの3分類は、主なニーズ(欲求)を満たすことができなかった時、

各タイプがどのような態度に出るかを示すものです。

 

別のいいかたをするなら、葛藤や困難にどう対処するか、

欲しているものが得られないとき、どう反応するかを教えてくれるといってもいいでしょう。

 

 

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